モリー イン パラダイス + オリー<マウイの日々>

ハワイ・マウイ島に住むシーズー・モリーとオリーと日系家族の毎日

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其氏に愛された少女

この物語は、歴史に基づき書かれたフィクションです。


第一章<韻王朝の崩壊>

BC1000年頃の中国、韻(いん)王朝は、紂王(ちゅうおう)が国王として君臨していました。

しかし、この紂王は美人妻で悪妻の姐妃(だっき)とともに、日夜、酒池肉林三昧。

民たちも、この紂王の悪政のため、苦しんでいました。

特に羊飼いの羌族に対しては、奴隷以下の扱いをしていました。

ついに、大陸の西から羌族を中心とする反乱軍が押しよせ、600年の栄華を極めた韻王朝も滅びることとなり。。

武帝の引きいる、周国となりました。

周の国王武帝は、憎き韻の紂王の伯父であり、黄河の上流にあった小国、其の王でもあった其氏(きし)に対しては、温情を与え、現在の北京近く、元々韻の祖国と言われている、燕国に領土を持ち、生き延びる機会を与えました。

この其氏は、紂王の悪政から逃げた羌族を、保護していたのでした。



第二章<其氏朝鮮国>

そして、この燕国東部に出来たのが、其氏朝鮮(今の朝鮮半島とは別の国)だったのです。

さて、この其氏は原住民にも慕われ、豊かな農業国を作りました。

周辺の蛮族すら、其氏の感化で、定住農耕民になっていきました。

北方の砂漠の遊牧民族の匈奴までもが、この其氏の恩恵で豊かになり、財をなしたのですが。。

欲が出て、其氏朝鮮の隣国、燕国を侵略しました。



第三章<其氏朝鮮国の滅亡>

戦いに弱かった燕国は、南の山東半島にあった斎の国に助けを求めました。

斎国の国王、桓公(かんこう)は兵を上げ、燕国を助け、匈奴を滅ぼし。。

なんとそのついでに、其氏朝鮮国も滅ぼしてしまいました。

それがBC663年のことでした。。


この其氏王には、寵愛した、かわいい踊り子がいました。

滅亡した其氏朝鮮の残党は、北へ逃げたグループと南の朝鮮半島に逃げたグループがありました。

南に逃げたグループは、現在の北朝鮮の大同江流域に国を建て(現在の平壌)、ひっそり暮らしていました。

そのグループには、かつて其氏王に寵愛されていた、可愛らしい踊り子の子孫もいたのです。



第四章<周の滅亡と秦の始皇帝>

そして、800年もの間繁栄した、周王朝もBC221年に滅亡しました。

その後、中国を統一したのが、秦の始皇帝です。

不老不死を捜し求めて、除福を蓬莱の国(たぶん日本)に送った始皇帝。

残念ながら、19年間の短命政権でした。

除福の帰りを首を長くして待ちながら、不死の薬として飲んだのが銀の水。。水銀でした。

始皇帝は、水俣病で亡くなりました。


その後、国は乱れに乱れ。。



第五章<其氏の末裔「準」>

始皇帝が死に、万里の長城の門番頭領をしていた二人の男が、もう宮仕えは真っ平と、一人は匈奴国(内モンゴル)に。。

もう一人は、北朝鮮大同江までやってました。

そこには、其氏の末裔を称する「準」という国王がいました。

この、元万里の長城の門番頭領「満」は、準王に上手く取り入り。。

始皇帝が死んで、飢えた兵隊が襲ってくるぞ、私達が守ってあげると騙し。

油断した準王を、殺そうとしました。。

運良く、準王は脱出、船に乗って朝鮮半島南部の馬韓(まかん)に上陸。

その地で、原住民相手に自分は其氏朝鮮の直系子孫、今から王になりますと宣言。

原住民は、どうでもいいよ~。と無反応。。

この後、準は馬韓で1年ほど王をやった後、いられなくなり海に出ました。

その後の消息は不明。。



第六章<其氏王寵愛の踊り子の末裔の行方>

この、お人よし準王に着いて、其氏王寵愛の踊り子の末裔も、佐世保辺りにたどり着き。

現代の駿河の地で、日本舞踊の上手な女の子のDNAを、引きつぎ。。

その孫が、ハワイの地で日本舞踊を習い、小さい頃からその才能を開花させていたのでした。

                           by T子 P 作


*T子さんが、ママのために作ってくれた、中国3000年に渡るママのDNA物語でした。

ママのお母さんも日本舞踊が上手く、習ってもいないのに、いつも青年団から選ばれ、村のお祭りの舞台で踊っていました。

そして、我家のお姉ちゃんも、マウイに来てから日本舞踊を習い、先生方から才能ありの御墨付きをいただきました。

そんな背景から、作ってくださったお話を、かいつまんで書いたものです。


ご先祖様、良くぞ生き残って、ここまで来てくれたと、改めて感謝です。





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